【現役ホテルスタッフが解説】ホテル宿泊を快適にする3つの確認ポイント

ホテルのお話
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先日わたくし自身も観光旅行でビジネスホテルを利用したのですが、事前に少し確認しておくだけで滞在がぐっと快適になりました。  例えば大浴場の時間を早めに把握しておいたり、朝の移動に合わせてタクシーの手配を考えたりするだけで過ごし方に余裕が生まれます。  
今回は、ホテル勤務の視点と宿泊者目線の両方から、宿泊を快適にするために確認しておきたい3つのポイントをご紹介いたします。

【1】あらかじめ大浴場の利用時間を確認しておく

これはフロントスタッフとして繰り返し目にしてきた光景でございますが、特に土日祝などを中心に混雑日は圧倒的に一定の時間帯に混雑が発生いたします。

大体みなさまが夕食後に少し休憩した後、寝る準備から逆算していつお風呂に入りたいかをざっと割り出していただきますと、その時間帯がまさに混雑時間帯なのでございます。

平日のビジネスホテルは女性の利用が少ない場合も結構ございますので、女性浴場だけほぼ未使用なんてこともなくはないのですが、観光団体やスポーツ団体などとかち合いますとまさに混雑必至となってしまいますので、やはり女性の方も確認はされた方がいいかと思います。またこれは現場経験上なのでございますが、混雑日ほど女性の大浴場利用が多く逆に男性のご利用が少なくなる傾向にございます。

温泉旅館と違ってホテルはお部屋にもバスルームがあることがほとんどですので、大浴場の時間帯をずらして遅い時間帯に汗などが気になればお部屋でも入浴できますし、ホテルによっては深夜まで入浴できる大浴場もございますので無理に混雑時間帯にご入浴されずとも問題ないように思います(営業時間が短い大浴場は残念ながら争奪戦でございます)。

因みにわたくしの場合は、利用開始間もない時間帯や多くの方が夕食真っ只中の時間帯に利用することが多いのでございます。この時間帯はほぼ貸切状態で入浴できることが多いです。つい先日もチェックイン後の大浴場利用開始まもない時間帯に入浴致しましたが、平日だったこともあってか入ってから出るまでわたくし一人きりでした。とても快適にのんびりと大きなお風呂を堪能させていただきました。

出張などで同僚の方とご宿泊の場合、なかなか思うように時間配分できないこともあるかとは存じますが、一人旅の場合などの際にぜひお試しいただけますと幸いでございます。

【2】タクシーの予約確認

 都市部や繁華街にあるホテルの場合はホテルでの予約が出来ない場合でも、通りを流しているタクシーも多いので大通りに出れば難なく捕まる場合も多いのですが、これが郊外や地方のホテルになりますと少々事情が変わって参ります。

郊外や地方都市などはタクシーの絶対数が都市部とは異なるため、大型のイベント、スポーツの大会、大学入学試験日などの突発的な混雑に弱い傾向がございます。あまりにも大きなイベントなどの場合は、都市部でもタクシー会社に電話しても予約不可の場合も結構ございます。場所によってはタクシー会社が軒並み前日以前からの予約を不可にしていて、当日の朝電話をして配車可能なら手配できます、なんてところもございます。わたくしが以前勤務していた都市部の店舗周辺のタクシー会社がそのパターンでした。なのでタクシーの予約をホテルにご依頼されたい場合は、前日に予約が可能かホテルフロントに尋ねてみられることをお勧めいたします。

出張で来られていた方が、大型のイベント日や大学受験の試験日にかち合ってしまい、ホテルからのお電話でタクシーが手配できずお断りしたこともございます。

また、最近はタクシーアプリなども普及しておりますので、個人の方はサクッとアプリでご予約される方も増えております。そうなりますとやはり早い者勝ち感の強い状況になりがちですので、早めの確認をお勧めいたします。

ホテルでタクシー手配の予約が出来なかった場合は恐らくアプリなどでも取りづらい日程かと思いますので、駅前のタクシー乗り場やタクシーが多く流している大通りや公共の交通機関での移動方法なども確認しておくと安心でございます。

【3】連泊清掃時間の確認

チェーンホテルの場合は、その会社ごとで決まっている場合も多いのですが、基本連泊清掃には入らないホテル、基本連泊清掃に入るホテル、さまざまでございます。ホテルによってはチェックイン時に清掃の有無を尋ねてくれるホテルもございますが、近年自動チェックイン機などが導入されて非接触型のチェックインが増えてくると、予約の際もしくはチェックイン後の館内案内などで自身で確認しないといけない場合もございます。

他のビジネスホテルで2泊でも清掃に入ってたからこのホテルでも入ってくれるだろうと思っていても、基本が清掃なしのホテルだとお掃除には入ってもらえません。

また、『清掃不要プラン』をご自身で選択している場合は、その分が割引されている場合が多いので、チェックイン後に清掃を希望されても「不可」の答えが変ええてくるのですが(その場合はたとえドアにClean Upの札を貼っていても清掃には入ってもらえません)、そうでない場合は基本的には決められた時間までに清掃を申し出ると掃除に入ってもらえます。
これは内線でもいいのでできれば前日の夜に直接フロントに連絡しておくと安心です。というのも、基本的にフロントでは清掃表的なものを作成します。その表に基づいて清掃や備品の用意を清掃スタッフがしていくので、事前にわかっているとスムーズに清掃が行われると言う感じになるのでございます。
また逆に清掃不要にしたかった場合に、すでに翌朝お出かけされた後に出先からフロントにお電話をされて「今日清掃いらないです」と言われる方も時々いらっしゃいますが、お電話のタイミングよりも早く清掃に入ってしまっている場合もあるので、清掃関連のお申し出は、出来るだけお出かけされる前にフロントにお伝えいただいた方が確実でございます。

【こぼれ話】

余談ではございますが、上記の3つ以外にも確認するとささやかに快適さが増すポイントがございます。

1つは、どんなアメニティの提供があるか、そしてもう一つが館内に24時間利用できる電子レンジがあるか、でございます。

1つ目のアメニティに関しては、なければないでコンビニなどで購入できますので、あればラッキーなければ自分で用意でいいのですが、電子レンジに関しては自身で用意ができないものですので、あるとなしでは便利さが変わって参ります。外でお食事されずホテルに持ち込みでお食事される場合、地方などは立地的にホテルの最寄りがコンビニではなくスーパーの場合もございます。そういった場合、慣れない土地でそのスーパーに電子レンジが置いてあるかはわかりませんし、ホテルになければ食事の幅は結構狭くなるものでございます。なくても対応はできるものの、あれば安心できる設備なのでございます。

この辺りは、ホテルの予約時に館内設備を見れば書いてありますので、ご宿泊の際はご参考頂けますと幸いです。

さて今回は、ホテル宿泊を快適にする3つの確認ポイントといたしましてご案内して参りました。

ちょっとした確認をプラスするだけでもホテルステイはちょっぴり快適になりますので、ご宿泊の際はぜひご確認くださいませ。

どんどん季節が過ごしやすくなってきて、そろそろゴールデンウィークの予定を立てられている方も多いのではないかと思います。
わたくしはホテル勤務ですので、皆さまのご利用が増える日程はもちろんお仕事なのでございます!

ご旅行の際はこちらの記事もお役に立つのではないかと思いますのでぜひご一読くださいませ!
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それでは皆さま、お気をつけて行ってらっしゃいませ。
またのお越しをお待ちしております!

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