【現役ホテルスタッフが解説】実はフロントに言えば解決できること5選

ホテルのお話
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ホテルに泊まっていて「ちょっと困ったな…」と感じつつも「これ言ってもいいのかな?」と思うことありませんか?
実はお客さまからのご要望はよく似たものも多いですので、フロントスタッフ対応に慣れていることも多いのです。
今回は現役ホテルスタッフの視点から、フロントに一言伝えるだけで解決できることを5つご紹介いたします。

【1】部屋が寒い 毛布の貸し出しがある場合も

「寒くて眠れない…そんな時は遠慮なくフロントへ」

季節の変わり目や、全館空調タイプのホテルに多いのですが、冬場や空調が切り替わったタイミングで就寝時肌寒いと感じることもありますよね。

個別空調の場合も「乾燥が嫌だから暖房つけたくありません!」という方もいらっしゃるかと思います。
ホテルの建物は気密性が高さや客室数の多さ、大きな窓や廊下、吹き抜け、ロビーなどの空間構造が複雑になりやすいため、熱が逃げたり入り込んだりして冬の暖房も逃げやすくなっていたりします。
またホテルでよく使われているコットン100%のシーツは、布の特性上ひんやりと冷えており、布団に入った時に寒さを感じやすくなります。

ひとつご自身でできる対策としては、お部屋で過ごしている時に掛け布団をめくっておくこと!
簡単な方法ですが、こうするとお部屋の暖房でお布団の中も暖まりやすくなりますので、寝ようとお布団に入った瞬間に「冷た!」と感じることが少なくなります。

ホテルスタッフも仮眠を伴う夜勤勤務の場合はこう言った対策を取るものもおります。ちょっとした裏技でございます。

さてこれとは別にフロントで出来る対応としましては、毛布のご用意でございます。

これはホテルの貸し出しアメニティでございますので、ホテルによってご用意のあるホテル、そうでないホテルとございますので、ホテルの予約時にホテルのページを確認して貸し出し品に入っているかチェックする必要がございます。

基本的にビジネスホテルで布団を追加貸し出しているところは少ないですので、貸し出が受けられるとしたら比較的毛布のご用意が多くなるかと思います。またこの毛布も全室分用意があるわけではありませんので、先着順になることがほとんどでございます。寒い日というのは皆さま似たようなことをお考えですので、貸出希望が殺到すれば全て貸出中となってしまうデメリットもございますが、ホテルによってはチェックイン当日に取り置きをお願いできる場合もありますので、寒さに弱い場合は一度ホテルにお問い合わせいただくと確実かと思います!

【2】隣がうるさい→スタッフが確認・対応します

 「隣の部屋がうるさい…」実はスタッフが動いてくれます!

ビジネスホルに関しましては構造上、声や音が大変響きやすくなっております。ですので例えば夜遅くまで何名かが一部屋に集まってお話や部屋飲みをされたり、酔っ払ってお部屋に戻られたお客様が長いお時間お電話でお話になったりと言った場合、そのお声が長い時間お部屋まで届いてくる場合、寝たいのに眠れない、と言ったこともございます。
そんな時はご遠慮なさらずフロントに内線をいただけましたら、フロントスタッフが確認に参りまして該当のお部屋にお伺いして、お声が響いている旨をお伝えいたします。もちろん、どのお部屋からご連絡があったなどということはお伝えしませんので、ご安心くださいませ!

実際フロントスタッフがお伺いすると静かにして頂けることがほとんどでございます。お客様同士でお話をされるとトラブルの原因になることもございますので、フロントにお知らせいただけるのが一番でございます。

ただ、これが外からの音となりますと、なかなかご対応が難しい場合もございます。
都市部で大通りが近い、繁華街が近いなどで窓の外からの音が気になる、そんな場合は耳栓などのアメニティがないかフロントにお尋ねになるのも解決策に一つかと思います。
最近では100均などでも耳栓は手に入りますので、物音が気になりやすい方は旅行グッズとしてお持ち込みされるのも良いかと思います。

時々、音に敏感だから角部屋にしてほしいとご要望されるお客様もいらっしゃいますが、角部屋が道路に面していて逆の角部屋はエレベーター真横、なんて構造のホテルも割とございますので、角部屋も一長一短のように思います。
また角部屋は一般的なビジネスホテルなどでは建物の構造上「暑くなりやすく寒くなりやすい」部屋でもございますので、真冬と真夏は注意が必要でございます。
わたくしも旅でホテルを利用いたしますので、その経験上申し上げれば1泊くらいであれば「静かに過ごしたいので、出来れば団体さんがらっしゃらないフロアで」くらいのお部屋のご要望がおすすめでございます。

【3】コンセントが足りない→延長コードの貸し出しがあります

「スマホもPCも充電したいのにコンセントが足りない!」そんな時は!?

ホテルによっては客室のコンセントの数そのものが少なかったり、使いたいところにない・届かないなど、痒いところにギリギリ手が届かないこともございます。

パソコンで作業される方やガジェット類をいくつか充電したいのにコンセントの差し込み口が少なくて時間がかかってしまう、そんな時はフロントに延長コードの貸し出しが無いかお尋ねくださいませ。
延長コードの貸し出しは、携帯の充電器とは違いホテルのアメニティページなどに書かれていない場合もございますので、フロントに直接お尋ねになることをお勧めいたします。貸し出し数が少なくてもご用意のあるホテルもございます。
聞いてみるのはタダでございますので、あったらラッキー位の気軽さでお尋ね頂くとよいかと思います!

④ 割り箸が欲しい→用意がある場合があります

「意外と知らない!割り箸はフロントで手に入ることがあります」

最近、フロントで「割り箸ありますか?」とお尋ねになるお客様が増えております。コンビニやスーパーなどでお買い物をされて、ホテルのお部屋でお食事になられるときに割り箸をもらってくるのを忘れたり、カップラーメンなどをお持ち込みされた際に割り箸を持ってくるのを忘れたりと言うことが多いようです。結論から申し上げますと物販コーナーでカップラーメンなどを扱っているホテルはほぼ100%の確率で割り箸のご用意はございますし、朝食会場のあるホテルでも用意されている場合が多いです。

基本的にホテルはエコの観点から、繰り返し使えるような食器類やお箸を朝食会場で使っていることが多いのですが、様々なお客様がいらっしゃるため割り箸を用意していることも多いのでございます。
もちろん一度に何十本もご希望される場合はお渡しでき兼ねますが、今から食事をしたいので1膳も貰えますか?などのご要望はお気軽にお申し付け下さいませ!
また、こういったサービスを行っていないホテルももちろんございますので、やはり一度フロントにお尋ねいただくと良いかと思います。

⑤ チェックイン前に到着した→荷物だけ預かってもらえます

「チェックイン前に着いてしまった…」荷物をホテルに預けて身軽に観光を!

近年ではお荷物の無料預かりをしていないホテルもございますが、個人のお客様のカバン等のお手荷物おひとつやキャリーケース1個などはお預かりできる場合が多いので、もしお泊まりのホテルでサービスがあるかどうかご不安な場合は、一度メールやお電話でお尋ねになることをお勧めいたします。そしてお荷物をお預けになる際は、くれぐれも貴重品はお入れにならないようにお願いいたします!

また、事前に宅急便などでお荷物を送られたい場合は、こちらもホテルによって条件が異なる場合がありますので、一度ご連絡されるのが良いかと思います。

私の勤務するホテルでは、基本的に個人の方のキャリーケースやみかん箱1つ程度のお荷物でしたら、当日もしくは早くても前日のホテル着で元払いで料金を支払われた上で、宅急便の伝票の備考欄にチェックイン日と宿泊者名を必ずご記入いただくようにお願いしております。ご予約者様と宿泊者様が違う場合は、予約サイト等にご記入されている宿泊者名を書いていただくようにお願いしております。

ホテルによっては宿泊の予定がないお名前で届いた場合、お荷物の受け取りができず、宅急便業者に差し戻しをすることがございますので、ホテルからご案内した内容をしっかり明記されてのお送りをお勧めいたします。

また、実はビジネスホテルは皆様のご想像以上に事務所や倉庫などが狭くバックヤードにお荷物を長期間保管する場所がないホテルが多いですので、ご連絡なく大量の荷物を送り付けられたり、お荷物を宿泊よりもかなり前の日程で送り付けるなどの行為をされますと、パブリックスペースを圧迫するなど他のお客様のご迷惑にもつながってしまいますのでホテル側も大変困ってしまいます。

皆さまには節度のあるご利用をお願いいたします!

いかがでしたでしょうか。フロントスタッフはお客様の滞在をより快適にするために日々対応しております。
「こんなこと言っていいのかな?」と思うことでも、まずはお気軽にお声がけいただけますと幸いです。
皆さまの旅やご出張が、より快適なものになりますように。

こちらの記事でも、ご宿泊が快適になるコツやお話を書かせていただいております!

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それでは皆さま、どうぞお気をつけていってらっしゃいませ。ま
たのお越しをお待ちしております!

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