【現役ホテルスタッフが解説】GW直前でもホテルはまだ取れる?混む日程・狙い目の日程と直前予約のコツ

ホテルのお話
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「GWのホテル、もうどこも満室かな…」と諦めかけていらっしゃる方、少しお待ちください!

現役ホテルスタッフとして、今年のGWの実際の混雑状況と直前でもホテルを確保するためのリアルなコツをお伝えいたします。日程の選び方次第では、まだまだ望みがございますよ!
ぜひ最後までお読みくださいませ。


【1】今年のGWで特に混雑が集中している日程

今年のGWで最も稼働が高く、予約が取りにくいのはズバリ「5月4日(日・祝)」でございます。

日曜日・祝日でお休みの方が確実に多いうえに、連休の中日はイベントが集中しやすい傾向がございます。わたくしが勤務しておりますホテルは西の大都市から電車で約10分ほどの郊外でございますが、かなり早い段階から満室近い予約が入っておりました。

次に混雑しているのが「5月3日(土・祝)」でございます。こちらも連休の中日にあたり、体育館や大きな公園・グラウンドが近隣にあるエリアでは、ライブやコンサートのようにわかりやすいイベントがなくても、規模の大きな催し物が重なることで一気に満室に近い状態になりやすいのでございます。

また、都市部のホテルが軒並み高額になってくると、電車一本で10〜15分ほどの郊外ホテルが相対的に安く見えてくるため、郊外ホテルへの問い合わせや予約が増えるという連鎖も起きやすくなります。「都心が高いから少し外れたところで」と探される方が増えるのでございます。

ホテル混雑のピークは5月3日・4日、まずここを外すとご予約は取りやすくなるということなのでございます。


【2】比較的空きがある・狙い目の日程

一方で、まだ望みがある日程もございます。

■ 4月28日(火)〜5月1日(金)は比較的狙い目直近でも実は予約が取りやすい

12連休が取れるのは大手企業が中心のため、連休の序盤はまだ部屋が残っているホテルも多い状況でございます。「平日は仕事があって…」という方が多いため、連休の入り口はやや穴場になりやすいのでございます。

■ 5月5日(月・祝)・6日(火・振替休日)もやや落ち着く

連休の最後の方は「家でゆっくりしたい」という方が多く、稼働がやや低めになる傾向がございます。5月5日・6日にチェックインして1泊、という使い方であれば選択肢が広がる可能性がございます。

■ 今年ならではの事情:インバウンドの直前キャンセル

今年は、中国系のインバウンドの渡航制限による直前キャンセルが発生しているホテルもございます。団体キャンセルがかなり直近に行われることも多く、これにより室数が埋まり切らないまま5月を迎えるホテルも出てきている状況でございます。

超都市部のホテルは国内需要もあり稼働が高めでございますが、少し場所が外れたホテルは意外と空いていることもございます。目的地やイベント会場から地図でアクセスをしっかり調べてみると、「電車でアクセスが良いけど知名度が低いためお得な宿泊料金♪」なホテルが見つかることもございます。大阪でいえば、キタやミナミの人気のホテルや中心部を少し外すだけで、価格と空き状況がぐっと変わってくることがございます。


【3】直前でも取れる可能性がある条件とは

以下の条件が重なる場合、直前でも比較的予約が取りやすいでございます。

・シングルルーム・1名利用
・素泊まりプラン
・大浴場なし・オプションの少ないシンプルなビジネスホテル
・1泊のみ
・駐車場なし・郊外立地

大型連休には、家族連れやグループの「プチ団体」の予約が増える傾向がございます。
家族連れのお客様は朝食付きプラン・大浴場あり・ツインルームを優先されることが多く、ツインやトリプル・ファミリールームから先に予約が埋まっていく傾向がございます。
ビジネスホテルはもともとビジネス客のシングル利用を前提に客室を設計しておりますので、大型連休でも比較的シングルルームが残りやすいのでございます。
「一人旅・1泊・素泊まりでOK・電車アクセス重視」という方は、5月3日・4日のピーク日さえ避ければ、直前でも予約できるケースが意外とございます。


【4】直前予約で空室が出やすいタイミング【スタッフ直伝】

「もう一度だけ検索してみよう」という方に、空室が「復活」しやすいタイミングをお伝えいたします。それが「15時・18時・21時頃」でございます。

15時頃
多くのホテルのチェックインが始まる時間帯でございます。この時間にある程度お部屋の余裕があれば、ホテル側が少し在庫をリリースすることがございます。

18時頃
近隣ホテルの料金状況を見ながら、価格調整や在庫調整が行われるタイミングでございます。混雑具合によってはスルーになる場合もございますが、狙い目の時間帯の一つでございます。

21時頃以降
チェックインのピーク時間帯が落ち着き始めるころでございます。ホテル側はトラブルや清掃不備に備えて一部屋を確保しておりますが、ある程度のお客様が無事に客室に入られた段階で、その確保分を販売に回すことがございます。

ネットに出ていなければ、電話してみる価値がある

残数がわずかな場合、ホテル側がウォークイン(飛び込み)や電話予約用に取っておくケースがございます。「ネットで見たら満室だったのですが、お電話でうかがいたくて…」と一本お電話してみるのも一つの方法でございます。ネットには出ていないけれど空いている、ということもございます。

ただし、5月3日・4日のような超混雑日は直前のお電話でもほぼ満室でございます。深夜にご連絡いただいても、空いていたとしても喫煙ルームのみ・部屋の空きがほぼないため高額な宿泊料金のご案内のみというケースがほとんどでございます。
(深夜に空きがある=「格安」にはならないのでございます。)

ネットを見てどこも満室か極端に高額な日は、素直に諦めるか日程の変更をご検討いただくのが現実的かと存じます。


【5】直前予約で必ず気をつけること

最後に、直前予約でのトラブルを避けるために、必ずお読みいただきたい注意点をお伝えいたします。

当日キャンセルは100%キャンセル料が発生します

「安いところが見つかったからやめた」「気分が乗らなくなった」という理由でのキャンセルは、混雑日には絶対になさらないでくださいませ。キャンセル料の支払いが発生するのはもちろん、他のお客様の機会を奪うことにもなります。さっき取ってすぐキャンセルすればいいと思っている方も中にはいらっしゃいますが、その間に他のお客様からの電話の問い合わせをお断りしていることも多々ございます。混雑日ほど、一度取ったご予約は責任を持ってご利用くださいませ。

超混雑日の部屋タイプ変更は、まず対応できません

ネット予約・電話予約どちらであっても、混雑日の部屋タイプ変更の対応は非常に難しいのが実情でございます。「予約を間違えた」「子供がいるのでツインにしてほしい」「ネットで喫煙しか空いてなかったから禁煙にしてください」とフロントでご要望いただいても同様のご事情のお客様が多く、ホテル側として変更対応は大変困難なのでございます。
混雑しているからといって実際ご宿泊が無理なお部屋をお選びになるのはお勧めいたしません。予約内容は必ず事前に落ち着いて確認してからご予約くださいませ。

■ 連泊の場合は「全日程」の空き確認

「今夜は空いているけれど明日は満室」というケースは多々ございます。連泊のご予約の際は、日程ごとの空き状況を必ずご確認のうえ、まとめてご予約いただくことをおすすめいたします。空きがあっても部屋タイプが違い、連泊中ルームチェンジを繰り返す、と言ったことも起こりうることでございます。また、全く別の部屋タイプをバラバラにご予約されて、同じ部屋に連泊にしてくださいというご要望は平日でもお断りさせていただくか、もしくは追加料金の発生につながります。ご予約の際はくれぐれもお気をつけくださいませ。


【まとめ】

今年のGW直前予約、不可能ではございませんが、日程と条件の選び方が重要でございます。

・混雑のピークは5月3日・4日。この2日は諦めも肝心
・狙い目は4月28日〜5月1日、または5月5日・6日
・シングル・素泊まり・郊外立地なら直前でも望みあり
・空室復活のタイミングは15時・18時・21時頃
・ネットが満室でも電話してみる価値はある
・予約内容の確認はくれぐれも慎重

GW中のご宿泊、まだまだ検討の余地がございますよ!お日にちやプランを工夫してぜひご予約できるホテルを検索してみてくださいませ!

皆さまの旅が素敵なものになりますよう、心よりお祈り申し上げております。
どうぞお気をつけていってらっしゃいませ。またのお越しをお待ちしております!

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