蒲郡旅行の記事でも「3時間以上いてしまった」とご紹介した竹島水族館。実はあの記事では書ききれなかった魅力がまだまだたくさんあったので、今回は竹島水族館だけを丸ごと深掘りしてレポートします!
■ 竹島水族館ってどんなところ?

愛知県蒲郡市にある竹島水族館は、深海魚の展示数が日本一の水族館。入館料がリーズナブルなのに、他ではなかなか見られない珍しい生き物たちとの出会いが待っています。
建物はこぢんまりとしていますが、その分展示のひとつひとつに手間と愛情がかけられていて、気がつけば時間を忘れてしまう不思議な場所です。

🎫 チケットが可愛すぎてお土産に!
当日券は魚のイラストが描かれたカード型チケット。番号によってデザインが違うので、どの魚が出るかはお楽しみ!イラストはNAMIKOさんの手によるもの。
わたしは「05 マサバ」をゲットして、今も携帯ケースの裏に入れて大切にしています😊
平日の朝一番なら混雑も少なく、窓口でスムーズに購入できますよ。
■ 入館してすぐ:タカアシガニに出迎えられる
入口を抜けると最初に目に飛び込んでくるのが、どーんと存在感を放つタカアシガニ。世界最大のカニで、その脚の長さは圧巻です。青い照明の薄暗い水槽の中でじっとたたずむ姿は、もうそれだけで「ここは普通の水族館じゃない」と感じさせてくれます。

■ 深海魚の世界:普段絶対に出会えない生き物たち
薄暗い館内に並ぶ水槽は、青い照明に照らされてどこか幻想的。「こんな生き物が海にいるの?」という驚きの連続です。

「目が合った!?」ナポレオンフィッシュとの再会
水槽を眺めていると、ギロッとした眼差しでこちらを見つめてくる大きな魚が。よく見ると、子どもの頃に海遊館で買ったキーホルダーと同じ魚ではないですか…!その魚はナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)。額のコブと大きなつぶらな瞳が特徴的で、なんとも言えない威圧感と愛嬌が同居しています。思いがけない再会にひとりでテンションが上がりました(笑)。

思わず笑っちゃう珍魚たち
深海魚の世界には、「これ、大丈夫?」と心配になるほどユニークな顔をした魚も。砂に埋もれるように横たわってこちらを見上げているその顔が、もう笑うしかなくて…。こういう予想外の出会いが竹島水族館の楽しいところです😂


■ 手書きPOPとスタッフの愛情:竹島水族館の本当の魅力
竹島水族館を他の水族館と全然違うと感じた一番の理由が、館内のいたるところに貼られたスタッフさんたちの手書きPOPです。
建物と建物をつなぐ通路にも「たけすいの楽しみかた」
建物間の通路にも案内POPが登場。「①魚の説明ポップを読む ②スタッフに話しかける…」と、移動中も目が離せない遊び心たっぷりのご案内です。

スタッフ全員の自己紹介プロフィール帳
壁一面に貼られたスタッフさんたちのプロフィール紹介。好きな生き物、趣味、一言コメント…個性豊かなスタッフさんたちの人柄がにじみ出ていて、思わずひとりひとり読み込んでしまいました。

館長の水槽秘話「深海は珍種の宝庫!」
館長さん直筆のPOPには「シャチ、ジュゴン、ラッコ…の次に見たい生き物が深海生物!」という熱い思いが綴られ、さらに片隅には「カッパ水槽を作りたい、実現したい」という夢まで。ちゃっかりヒミツノートにも構想が描いてあるとのこと(笑)。このぶっ飛んだ発想と情熱、大好きです!

クラゲの給食
「本日の献立:小さなプランクトン&美味しい海水」。クラゲのご飯の作り方が丁寧に説明されていて、読んでいるだけで楽しい気持ちになれます。

「オットセイはアシカです」
「アシカプールにオットセイ?と思いますよね」という書き出しで始まるPOP。オットセイとアシカの違いをユーモアたっぷりに解説してくれています。こういう「ちゃんと伝えたい!」という気持ちが全力で伝わってくるPOPが、館内中にあふれています。

■ 地域と一体となった水族館
竹島水族館のすごさは、スタッフさんの熱量だけではありません。地域全体と深くつながっているところが、他の大きな水族館にはない最大の特徴だと感じました。
魚屋の森さんが直筆POPを寄贈
地元の魚屋「魚屋の森さん」が直々に描いたPOPが展示されています。地元のお魚屋さんが水族館のために手書きのイラストを寄贈する関係性、素敵すぎませんか?

地元水産高校の生徒が潜って調査した「たけしまっぷ」
愛知県立三谷水産高等学校の生徒さんたちが、実際に竹島周辺の海に潜って調査し、どんな生き物がいるかまとめた手描きのマップ「たけしまっぷ」。地元の学校と水族館がこんな形でつながっているなんて、本当に素敵です。

水中スカウトマンのフル装備を大公開
スタッフさんが自ら海に潜って生き物をスカウトしてくる「水中スカウトマン」。そのフル装備を写真付きで解説したPOPがあります。地元漁師さんから「面白いものがかかった」と連絡を受けて引き取りに行くこともあるそう。大きな水族館ではなかなか聞かない、竹島水族館ならではの生き物の集め方です。

スタッフの展示魚購入費は「お小遣い制」
スタッフさんたちが展示魚を仕入れるお金はなんと年始に館長さんからもらうお小遣いの範囲内でやりくりしているとのこと。限られた予算の中で知恵と情熱を絞り出す姿勢、プロフェッショナルそのものです。スタッフさんたちが互いを「変態」と称え合うほど魚への情熱を燃やしている…そんな水族館が面白くないわけがありません!


■ アシカショー:カイくんの大活躍
館内の見どころのひとつがアシカショー。この日ショーを担当してくれたのは、オットセイのカイくん。先輩オットセイのラブちゃんが出産のため産休に入るタイミングで急遽ショーに抜擢されたとのこと。最初はなかなか技を覚えられなくて大変だったそうですが…
この日見たショーでは飼育員さんいわく「今日はやる気がありそう!」。苦手なボール技を一番最初に披露し、輪投げを上手にキャッチし、高いポールの先にある印に鼻先でアタック!と溌剌と動き回っていました。舞台の端から端をつるーんと滑っていく姿がたまらなく可愛くて、かと思えば水中を泳ぐ姿はすらっとして凛々しくて、カイくんの魅力全開のショーでした😊

■ カピバラ:しんた・めめ
竹島水族館には、世界最大のネズミの仲間・カピバラも暮らしています。現在いるのは親カピバラの「しんた」と「めめ」の2頭。
実は2025年10月に赤ちゃんが5頭誕生しました!オス3頭は「みたらし」「くろまめ」「くろごま」、メス2頭は「みみ」「もも」という一般公募で付けられた可愛らしい名前。今年4月には全員が他施設に旅立っていきました。竹島水族館のホームページに当時の写真が掲載されているので、ぜひ見てみてください🥰
触れ合いはできませんでしたが、アクリル壁のすぐそばに餌場があるので、もぐもぐ食べている姿をかなり間近で観察できます。その穏やかな表情に、癒されること間違いなしです。
■ まとめ:竹島水族館、こんな人に絶対おすすめ!
- 深海魚など珍しい生き物が見たい方
- 「人の温もり」が感じられる水族館が好きな方
- 手書きPOPをじっくり読むのが好きな方
- アシカショーやカピバラが見たい方
- 混雑が苦手でゆっくり楽しみたい方
🕘 朝9時の開館直後がおすすめ! 平日の朝一番なら空いていてゆっくり見られます。わたしは3時間以上いましたが、時間が許せばもっといたかったくらい。入館料がリーズナブルなのに内容が濃すぎて、コスパ最強の水族館です。
蒲郡に来たときはぜひ立ち寄ってみてください😊
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