はじめに
「そういえば、学生のころ行ったな」と思い出したのは、1月の休みのことでした。
大学時代、夏の帰省の途中に姫路で途中下車して姫路城を見た記憶。うろ覚えだけど楽しかった——その記憶をたどって、久方ぶりに一人で訪れた姫路の旅の話です。
【1日目】姫路城・好古園・動物園
姫路城:白鷺城との再会
姫路駅を出ると、まっすぐ伸びる大通りの先にお城が見えます。「あ、あそこにあるんだ」という、懐かしいような新鮮なような感覚。


いざ入り口で靴を脱いで城内へ。急な木造の階段が続き、ところどころ梁が低くて、歴史ある建物のリアルな造りが体感できます。以前来た時は真夏だったので感じませんでしたが、冬の天守閣の床はとっても冷たい。厚手の靴下がおすすめです。

天守閣まで登ると、姫路の街が一望できる眺めが待っていました。

好古園:お城のとなりの日本庭園
姫路城のすぐ隣にある好古園は、西屋敷跡に造られた回遊式庭園です。入場料310円とリーズナブルながら、本格的な庭園。


1月でも池の水面に木々が映って静かな美しさがあります。覆屋のある渡り廊下をゆっくり歩いていると、時間の流れがゆっくりになっていく感じがします。
姫路市立動物園:250円でキリンに会えた
好古園のあと、となりにある姫路市立動物園にも立ち寄りました。入園料なんと250円!
姫路城を満喫しすぎて入園が少し遅い時間になってしまったのですが、人もまばらで静かな雰囲気の中をのんびり歩けました。

ふと気づいたら、キリンがこちらに近寄ってきていました。私はキリンが好きなので、思わず写真を撮っていました。他の人が来たらスッといなくなってしまって、なんだか笑えました。コンパクトな動物園ですが、250円でいろんな動物に会えるのはすごくいい。次はもう少し早い時間に入って満喫したいなあと思いました!
【2日目】護國神社・美術館・えきそば
ホテルの朝食:アーモンドトーストにおかわり
宿泊したのはリッチモンドホテル姫路。チェックイン14時・チェックアウト11時のゆとりある設定が嬉しい。部屋もきれいで快適でした。

朝食は豪華なビュッフェ。なかでも気に入ったのが「姫路アーモンドトースト」。カリッと焼けたトーストにアーモンドのクリームがたっぷりで、思わずおかわりしてしまいました。

牡蠣グラタン、焼き魚、サラダ……朝からこんなに豪華でいいのかというラインナップでした。
姫路護國神社:美術館への途中で立ち寄り
チェックアウト後、姫路市立美術館へ向かう途中に姫路護國神社に立ち寄りました。

参拝のあと、桜の刺繍が施されたお守りをいただきました。それだけで旅の記念になるほど素敵なデザインです。

姫路市立美術館:赤レンガの建物に誘われて

明治時代に建てられた旧陸軍の施設を活用した建物で、青空に映える赤レンガが印象的。この日はフランス近代絵画のコレクション展が開催されていて、モネなどの作品をゆっくり鑑賞できました。
まねきのえきそば:帰りの電車前に
駅ビルの「まねきのえきそば」へ。姫路名物のえきそばです。

一見ふつうのそばに見えますが、麺は中華麺。そばの出汁に中華麺という不思議な組み合わせで1杯500円。食べてみると、これが意外と合うんです。「面白い発想だな」と思いながらおいしくいただきました。結構あっさりしています。
姫路という街の穏やかさ

姫路を歩いて一番印象に残ったのは、街全体の「穏やかさ」でした。
普段都市部に住んでいるので、建物が低くて間隔がゆったりしているだけで、視覚的にホッとする感じがあります。平日だったこともあってか、道ゆく人もせかせかしておらず、ゆったりした空気が流れていました。「地元を思い出すような、でも必要なものがちゃんと揃っている街」——帰りの電車の中でそんなことを考えていました。
1月の寒さの中を歩きながら、心が穏やかになるような感覚があって、「ここに引っ越すのもいいかもしれないな」と思ってしまいました。
まとめ:ふと思い立って訪れて良かった街、姫路
姫路は、姫路城を中心に好古園・美術館・動物園・護國神社が徒歩圏内にコンパクトにまとまっています。1泊2日でも十分に楽しめますし、季節を問わず訪れやすい街です。
「なんとなく行ってみようかな」という気持ちで向かった旅が、こんなに心に残るとは思いませんでした。ふと思いついた旅先が、一番の旅になることもある。姫路はそんな街でした。
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