はじめに
出発4日前に決まった出雲・松江への旅。夜勤明けでの出発でしたが、高速バスに揺られているうちにすっかり旅モードに。出雲大社は今回で3度目の参拝、松江は2度目。
この記事では、大阪・梅田スカイビルから高速バスで出雲入りし、出雲大社と稲佐の浜を巡った「出雲編」をお届けします。梅雨を散らして天気に恵まれ、17年前に一人旅で訪れた景色と今の景色を見比べながらの、感慨深い旅になりました。
高速バスでの道中とサービスエリア

11:30発の出雲市行き高速バスに乗車。夜勤明けだったので車内では眠って過ごそうかとも思っていましたが、バス旅行はサービスエリアも旅の醍醐味。買わなくてもお土産をのぞいたり、美味しそうにフードコートで食べている人や珍しい自販機…。目も心も楽しみまくりました。


蒜山高原の道の駅「風の家」では、青空の下に広がるとうもろこし畑を眺めながら、名物のジャージー牛乳アイスクリームを堪能。ミルク感はしっかりだけど後味はスッキリで晴れ渡った暑い日にピッタリでした。


宍道湖サービスエリアでは、地元・木次乳業のコーヒー牛乳を発見。島根らしい味を早速楽しめました。雲の形と太陽のコントラストが美しい空、遠くに広がる宍道湖を眺めながら、これから始まる旅への期待が高まっていきました。
天然温泉 八雲の湯 ドーミーイン出雲
18:40、出雲市に到着。宿泊は「天然温泉 八雲の湯 ドーミーイン出雲」。まずは温泉でゆっくり旅の疲れを癒しました。

温泉上がりには、休憩室前に置かれた無料のアイスクリームでひと休み。温泉上がりはなぜかソーダ味のアイスが食べたくなります。
休憩室のテレビで『近畿・中国・九州が梅雨明けした』とニュースで聞いて、「とうとう晴れ女が梅雨明けまで呼んでしまった…」と笑ってしまいました。数日前まで雨予報だったのが嘘のよう。

21時30分からは、ドーミーイン名物の「夜鳴きそば」の無料サービス。ドーミインに泊まれる日が来たら、これを食べたかった、と思っていたくらいには念願の夜鳴きそば。ハーフサイズのラーメンとのことですが私には十分の量で、美味しすぎてスープも完飲しました。本当に神サービスだと思います。


翌朝の朝食では、出雲そばと天ぷらにもずくと赤てん、そして出雲の名物「出雲ぜんざい」もいただきました。紅白のお餅が入った『出雲ならでは』のぜんざい。
ドーミイン出雲の朝食はそれだけで出雲名産が完結すると言われているくらい『完成された朝食』と聞いていましたが、本当にその通りで感動しました。そしてどれも素晴らしいクオリティで絶品!
一畑電車で、17年前と同じ景色へ
17年前、ホテルに勤めるよりもうんと前、一人旅で出雲大社を訪れたことがありました。あの時に撮った写真と同じ場所を、今回もう一度なぞってみることに。


出雲市駅から一畑電車に乗り、出雲大社前駅へ。切符を買うところから、17年前と変わらない雰囲気が残っていて、懐かしさがこみ上げてきました。



オレンジ色の車両に揺られること約30分ほど。なんだかレトロな座席の車内で、当時のことを思い出しながら快晴の長閑な路線をガタゴトと。


終点の出雲大社前駅に到着。ややこじんまりとした駅舎ですが、本当にたくさんの参拝者を受け入れる存在感の大きな駅。登録有形文化財・近代化産業遺産に指定されています。中には美しいステンドグラスも。
稲佐の浜

出雲大社前駅から徒歩で稲佐の浜へ。約20分とGoogle Mapにありましたが、当日の気温は30℃オーバー。さらに知らない土地の細道を地図を頼りに歩いていたこともあり、体感はもっと長く感じました。そんな大変さも浜が見えれば吹き飛ぶもので。
旧暦10月に全国の神々が集うとされる、神話ゆかりの浜。雲ひとつない快晴。砂浜と海の青さに「晴れ女でよかったわ〜」と思いました。


浜辺には「大社」「常燈」と刻まれた石灯籠が並び、少し離れたところには鳥居の乗った弁天島が。なんだかとても不思議な光景でしたが、神話の舞台を間近に見て自分の小ささと世界の荘厳さを感じるひとときでした。
出雲大社参拝


そしていよいよ、出雲大社へ。17年前にひとり旅で訪れた時と同じ鳥居をくぐりながら、あの頃の自分を思い出していました。境内の空気は変わらず清々しく、木々を見ながら静かに歩いていきました。

出雲大社のシンボルともいえる大注連縄。間近で見上げると、その大きさと重厚感に改めて圧倒されます。

本殿の裏手にある素鵞社に稲佐の浜から持ってきた砂を奉納。緑深い木々に囲まれた静かな佇まいで、出雲大社の中でも特に神聖な空気を感じる場所でした。
わたしは霊感のようなものはないのですが、いつも出雲大社の少し奥の方は空気がガラッと変わる場所があって、訪れるたびに「不思議なこともあるものだなあ」と感じています。
砂屋の十割そばと出雲大社唯一のそば屋

参拝後のお楽しみは、出雲大社で唯一の十割そば専門店「砂屋」。香り豊かな十割そばを、天ぷらや薬味と一緒にいただきました。出雲そばならではの、コシと風味が印象的でした。
「そうそう、これが食べたくて出雲に来たんだよね」と思わず心で呟きながら食べていました。3段あるので多いと思われがちですが、ぺろっと食べられるちょうど良い量です(5段の蕎麦もあります!)。

食後には、きな粉がたっぷりまぶされたふわとろのお餅も。暑い中歩いてきたので、甘味のありがたさが見に沁みました。
出雲駅前温泉 らんぷの湯

出雲市駅前まで戻り、松江に移動する前に最後に立ち寄ったのは日帰り温泉「らんぷの湯」。汗だくで歩き疲れた体がとても癒されて、リフレッシュできました。2009年の旅は、温泉のついていないホテルに宿泊して、このらんぷの湯で温泉に入って癒される旅でした。2013年に火災で全焼するも再建された温泉施設。地元の人に愛されていて、平日の昼間でしたが、賑わっていました。
この旅で泊まったホテル
▷ 今回泊まったホテル
天然温泉 八雲の湯 ドーミーイン出雲
出雲市駅からすぐ、天然温泉と美味しい朝食が自慢のホテル。夜鳴きそばの無料サービスも旅の疲れを癒してくれました。楽天トラベルから実際に予約・宿泊しました。
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まとめ
出発4日前に決行を決めて、あっという間に手配できた今回の出雲大社参拝。5月の伊勢神宮参拝と同じく、なんだか今年は神社と縁があるようです。決行を決めた時はまだ梅雨の最中で、予報は雨。天気ばかりは仕方ないから初めての「雨の出雲」を楽しもう、と思っていたらどういうわけか梅雨まで明けて。快晴の空の下、17年前にひとり旅した出雲大社を、また訪れることができました。
全てを覚えていたわけではなかったけれど、変わらないもの、初めてのもの、思い出せたもの、思い出せないままのもの、さまざまな出会いがありました。
次回は、行きのバスの中で立ち寄ることを決めて、急遽予定変更して宿泊した「松江編」をお届けいたします!
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