【現役ホテルスタッフが解説】ビジネスホテルが安くなるタイミングと予約のコツ

ホテルのお話
ホテルのお話し

ホテルに安く泊まりたいと思うのは、人の常でございます。特別な日や記念旅行などのたっぷりとお金をかけて宿泊そのものも含めて満喫する旅行はさておきまして、ビジネスや突発的な宿泊、イベントやライブなど課金したい出来事が別にある場合の宿泊は、やはり宿代を抑えたいものでございますね。

実は同じ部屋を予約するのでも予約のタイミングで料金が大きく変わることがございます。

結論から申し上げますと

その1】 平生時はチェックイン当日、特に通常チェックイン時間以降に泊まりたいホテルのホームページから予約する(もしくは楽天やじゃらんなどシェアの大きな国内のホテル予約サイトから泊まりたいホテルの当日限定プランを利用する)。

さらに、チェックイン当日の18時以降にホテルに残室がある場合は、かなりお安く泊まれる可能性が大きくなって参ります。

その2】早割プランを利用する。予定が決まったら、出来るだけ『90日前までの予約限定』などの早期割引を利用する。

大きくはこの2つでございます。

◎平生時 なぜ当日予約がオススメなのか

理由はホテル側もその時間(通常チェックイン時間以降)に残室が多いと、出来るだけ室数を売り上げたいので料金を下げていくからでございます。特に18時を回りますとビジネスで急遽宿泊したいお客様のご予約が多くなってきますので、各ホテルではそういったお客様を獲得すべく料金を再調節するのでございます。

ですが、待てば待つほど下がるのかと言われますと、残念ながらそうは問屋が降ろしませんでして、ホテルには地域の相場というものがございます。

ビジネスホテルは大抵の場合、近隣他社の料金をシステムですべて見ておりまして、だいたい拮抗致しております。

ですので朝食のあるなしですとか駅からの近さやコンビニの近さ、大浴場などホテルの設備などを見比べて似たり寄ったりのホテル同士は、団体などが入っていない限りは、料金がそこまで極端に開くことは少ないのでございます。

また、当日でも電話ではなくインターネット予約がオススメでございます。その理由は、お電話では当日限定プラン等の割引が受けられないことが多いからでございます。

インターネットでの販売は、お客様自身にご予約の手続きをしていただく分、安く設定されています。ですのでホテルに電話してネットと料金にしろと言われても、対応致しかねるいホテルも多々ございます。これはビックカメラなどの家電量販店の店舗に行って、ネットと同じ料金にしろと騒いでいるのと同様でございまして、大抵の場合は「だったらネットで買ってくださいね」と言われてしまうのがオチなのでございます。

◎早割予約した方がいいとは

さてここまで平生事のお話をしてまいりましたが、残念ながら混雑日はホテルは既にほぼ満室状態で当日を迎えることが大変多いのでございます。ですので、むしろご予約を当日まで延してしまうと、部屋が取れない可能性が盛大に発生いたします。

こういった混雑日は、当日インターネットの販売がないからと言ってホテルにお電話をされても、満室かたいていの場合宿泊費が非常に高額なのでございます。

ですのでゴールデンウィークですとか大型フェスや大型ライブですとか、お盆・年末年始など一般に皆さまが余暇を謳歌されるような時期のご予約は、でき得る限り早めにインターネットから90日前までの予約限定プランなどのできるだけ遠い日にち(60日より90日、30日より60日と言った具合)の早割を利用してさっさと部屋を押さえてしまうのがオススメでございます。たいていのビジネスホテルでは早割の日にちが遠ければ遠いほど割引率も高くなっております。

早割の場合もまずはそのホテルのホームページで早割プランの宿泊料金を確認した後、その他の予約サイトと見比べてご予約されるのがおすすめでございます。そして混雑日ほどホテルのホームページでの販売がなければ国内の予約サイト(楽天トラベル、じゃらん、るるぶ、一休・Yahooトラベルなど)をご利用くださいませ(ホテルのホームページや予約サイトのお話はまた別の機会に書きたいと思います)。

さて、わたくし【その1】を「平生時」と申し上げましたが、平日とは書きませんでした。それには理由がございます。

実は平日=安価、とは申し上げられないのでございます。平日であっても、泊まりたいホテルの周辺地域に大型のイベント、特にスポーツ団体が絡むようなイベントがある際は、安価なビジネスホテルはガッツリと団体さまがお部屋を押さえられており、残室が大変少ない、もしくはなくなっているため料金以前の問題でご予約が取れない場合があるのでございます。昨今はインバウンドの団体で予約がいっぱいのホテルもございますね。

この辺はなんともタイミングとしか申し上げようがないところではございますが、春や秋は学生さまの大会なども多く、入れ替わり立ち替わりあらゆるスポーツの団体さまが来られますので、体育館や大きなグラウンドが近いビジネスホテルをご利用の場合は少々注意が必要でございます。

まとめますと、

平生時→ インターネットで当日予約

混雑日→ インターネットで早割で予約

どちらもホテルのホームページと国内予約サイトを見比べて予約するのがオススメ

でございます。

また平生時であっても直前まで予約しないなんて不安、という場合もやはり早割はオススメなのでございます。

🔸こっそりと裏技🔸

さてここまでは、ビジネスホテルを安く予約する王道の方法をお伝えして参りました。

ここからは裏技でございます。

これはホテルスタッフとしては内緒にしておきたいところでございますのでこっそりと最後に隅っこでお伝えいたします。

いわゆるキャンセル制限の狭いプラン(例えば前日までキャンセル無料などのよくあるスタンダードなプラン)で一旦予約をしておいて、キャンセル可能日までにもう一度料金を覗いてみて安くなっていれば元の予約をキャンセルして安く取り直す、という方法でございます。予約慣れされている方お客様は、こういった方法を活用されておられます。

ただデメリットとしてはこの方法の場合、早割プランは利用できませんので(早割プランは60日前までの早割なら60日を過ぎるとキャンセル不可になるからです)、逆に早割で予約しといた方が結果安く泊まれた、ということも発生いたします。また、禁煙・喫煙など希望の部屋タイプが空いていない場合があること、そしてあまりにも頻繁な場合は取り直し常習犯のお客様としてホテルスタッフの間で有名人になってしまうことであります(笑)

ともあれ、フレキシブルに動けてかつ安く取り直しができなくてもその時は仕方ないか〜(まあ出張費出るしね)と気楽に構えていられるお客様でしたらお使いいただける、まさに裏技でございますね。

ちょっとしたコツで無理なく少しお得に宿泊をお楽しみいただけましたら幸いでございます。

さてわたくしも今月は少ない休みを利用して平日に小旅行をいたします。やはり事前に早割でお安く予約させていただきました。自店以外のホテルに宿泊するのは大変ウキウキいたします。

旅のお話もブログ内でお伝えできたらと思います。

それでは皆さま、どうぞお気をつけていってらっしゃいませ。

またのお越しをお待ちしております!

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